HDDと消磁器

HDDは主に、記録媒体、記録媒体を回転させるモータ、磁気ヘット、これらが取り付けられるアルミのフレームと金属カバーから構成されています。

記録ディスクの周辺には金属があり、ディスクを回転させるモータの中心部には金属磁性体がありますので、ディスク上の記録を消去しようとする磁界は主に、モータの中心部の金属磁性体に引き付けられて、記録媒体を通過する磁界は少なくなってしまいます。
このようなことで、消磁器を使ってHDDのデータを消去しようした場合、より強い磁界が必要になり、消去装置はお大きくなってしまいます。

トリムのDRE-01は、必要とされる消去磁界の2.0倍の磁界の強さ、940,000アンペア／メートルを加える能力と、消去磁界がモータの中心部の金属磁性体に引き付けられるのを避けられる位置に消去媒体を置くことで（下図）、最小限のパワーとコンパクトなサイズを実現、卓上型の小型消磁器となっています。

	上図：媒体を置く設置ガイド（位置を示すシート）は改善・更新されます。詳しくは操作説明書(第4版)をご覧ください。 DRE-01　取扱説明書：PDFファイル 1.6MB

• デジタル磁気記録イレーサー DRE-01（製品概要）