製品とサービスの概要
トリムは次の製品の開発や製造、サービスをおこなっています。
▼ コンサルテ−ション
▼ ハードディスク試験装置
▼ デジタル磁気記録イレーサー ▼ バルク磁気メディアイレーサー
▼ 社会福祉機器
コンサルテーション
デジタル磁気記録関係の開発、設計、製造に対する量産技術の指導
コンサルテーション業務は設立以来、多くの支援を重ねてまいりました。
・ 弊社の社歴をご覧ください トリムの沿革
ハードディスク試験装置
次の装置を開発製造しています
- It's New! 高速度回転変位計(RVA tester Model THD3616) 2009年から出荷開始
- ダイナミックハードディスク評価試験装置:RVA tester Model THD3615
- ダイナミックハードディスク表面摩耗試験装置
- ハードディスクCSS試験装置
当社のRVA testerは、1983年に低速回転数4,000 rpmまでの、高信頼性、高性能なディスクのダイナミック評価試験装置として開発され、 現在では、3,600〜16,000 rpmの高速型に進歩しています。

これまでに、9インチ、8インチ、5.25インチそれぞれ各サイズのディスクのダイナミック評価試験装置を開発・製造・販売しており、応用製品として、dual spindle型、及びCSS試験装置、磁気ヘッドとディスクとの摩擦試験機等のモデルも手がけています。
THD3616(高速度回転変位計)の特長

- 当初から特殊設計された超精密スピンドルモータと、地面からの振動を無視できる無共振設計が行われて現在もその思想は受け継がれておりますので、特に設置場所を選びません。
- 測定時のノイズは非常に小さく、測定データの正確であることが保証されています。
- 安定している堅牢な機構部によって測定されたデータは、再現性に優れていて、ディスクの取外して再び取り付けて測定した値は同じデータを得ることができます。また、既に納入された装置間のデータの相関係数は0.99と1に近く、高い評価と信頼を戴いています。
- このRVA testerは、名のとおりダイナミック測定でハードディスクユニットと同一回転数でRun-out, Velocity, Acceleration, PDDRを測定しますので、実際に即したデータを得ることが出来ます。
デジタル磁気記録イレーサー
情報資産の流出、漏洩によるリスクも増大しております。データ保護の重要性が、改めてクローズアップされています。
これらの磁気媒体を破棄する際には、情報の流出・漏洩を防ぐために、記録を消去またはデータの読み出しができない状態にしなくてはなりません。
デジタル磁気記録イレーサー DRE-01は、これらの磁気媒体の記録を消去、データ破壊を速やかに行うことができる機器です。
多くの企業で情報システムの中核を担うデータストレージシステムには、特に消去が難しいと云われているMDやMO(3.5型書換型光磁気ディスク)(注1)及びComputerの記録媒体としてHDD(Hard Disk Drive)は、本装置で簡単に消去が可能です。(消去可能媒体はDRE-01のページをご覧下さい)
注1)MOには一部の製品に完全消去できないものがあります。
バルク磁気メディアイレーサー
テレビ局は開局以来、アナログ放送時代の既得媒体としてD2テープを採用していました。地上波デジタル放送開始以後では、デジタルテープに保存されるようになりました。
D2テープは国内で数10万本保管されていると言われ、ニュース番組や一般番組制作の求めに応じて、テープからテ
ープへのダビングをしながら現在も活用されています。ダビングにはHDCAMテープが利用されています。
HDCAMテープも数万本規模で保管されています。
テレビ局は、不要となった映像を消去してHDCAMの再利用を考えていますが、以前の残像を100%消磁(消去)したテープでないと、良質な再生画像を得ることができまません。
一方、現状で使用されているイレーサーの多くは、コンピュータの数値データ保存に利用される小型の記録メディアを対象にしたものです。テレビ局で使用されるテープは記憶容量が大きく、カセットの寸法も大きくなるなど、放送局では従来のイレーサーが役に立たなくなっています。
(株)トリムアソシエイツは先に開発したDRE-01の完全消去技術を活用して、テレビ放送局向けに大型テープの100%完全消去を可能としたDRE-02 バルク磁気メディアイレーサーを開発しました。
社会福祉設備
- カセットテープ卷戻し機 (カセットテープリワインダ Model CTR-04)
- カセットテープ消磁器 (カセットテープイレーサー Model CTE-01及びModel CTE-02b)
当社を設立した竹内博士により、1970年にデジタルカセットテープとその記憶装置は考案され、1975年にJIS規格制定、以後、ISO国際規格となり、世界市場の85%以上を占める高信頼性の情報交換の媒体として利用されてきました。
当社のカセットテープリワインダは、デジタルカセットテープ記憶装置の技術を活用して開発されています。
つまり、情報交換用デジタルカセットテープとその記憶装置は、テープの始動・停止が1,000万回以上、頻繁に行われるため高度の耐久性が要求されます。このため、一般のカセットテープ及びカセットテープレコーダとは異なった思想で設計されています。
当社のカセットテープリワインダは、この技術とモータを活用して商品化されていますので、メンテナンスフリーで、超寿命の機器となっています。更に、人間工学を採り入れて、どなたでも簡単に、操作し易いように配慮されています。

電話:045-563-5666 ファクシミリ:045-561-0770
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